[アップデート]Contact Lens for Amazon ConnectでリアルタイムのEメール通知ができるようになりました
こんにちは、洲崎です。re:Invent前で大量のアップデートがきてますね。
2022/11/18にContact Lens for Amazon ConnectでEメール通知ができるようになったので、早速試してみます。
まとめ
- Contact Lens for Amazon ConnectのみでEメール通知設定ができるようになった
- ルールで登録されたワードを認識するとEメール宛に即時通知を行う
[email protected]
から送付される- メール通知はAmazon Connectのユーザーに登録されているユーザーのEメールアドレスに送付される
- メール制限は1日500件まで。500件以上送付したい場合はAmazon SESを使う
今まで
Contact Lens for Amazon Connectで検知した内容をEメールで通知するには、Amazon Connect TasksやAmazon EventBridgeを設定する必要がありました。
疎結合でサービスを組んでいる為、リアルタイムでも若干のラグがあったり、設定を変える際は各サービスの設定を行う必要があります。
(実装方法について下記ブログを参照ください)
今回のアップデートで、リアルタイムのEメール通知がContact Lens for Amazon Connectのみで完結するとのことです。
注意事項
- 1日500件のEメール制限があります。
- 1日500件以上送付したい場合はAmazon SESの利用を検討します。詳しくはこちら
- 制限を超えると、Amazon Connect インスタンス上で24時間ブロックされ、それ以上Eメールを送信できなくなります。
- すべての電子メールは
[email protected]
から送付され、これはカスタマイズ不可です。
やってみる
Amazon Connectコンソールにログインします。
”分析と最適化”からContact Lensの”ルール”をクリックします。
”ルールを作成”から”Contact Lens”をクリックします。
条件を追加をクリックし、ルールの条件を定義します。
今回はテストとして、「こんにちは」とお客様あるいはエージェントが発言した際に通知が行うようにしました。
設定ができたら次へをクリックします。
コンタクトカテゴリ名をわかりやすい名前で入力し、アクションを追加で、今回アップデートされたEメール通知を送信をクリックします。
"ログイン、名、または姓で受信者を選択"で、通知を飛ばすエージェントを選択することができます。
今回はsuper visor
というユーザーをAmazon Connectで作成したので、そちらに通知することにします。
あとは”件名”と”内容”にメールで通知する内容を入力します。
(2022/11/20現在、現在件名と内容を”日本語”で入力することができません。。こちらはアップデートをまちましょう)
最後に確認内容がでてくるので、”保存して公開”をクリックします。
通話テスト
事前に、通知を行うユーザーにEメールアドレスが登録されているか確認します。
実際にテストコールで「こんにちは」と言ってみます。
すると、体感5秒ぐらいで、メールが送付されてきました!
Amazon Connectコンソールの”問い合わせの検索”から、該当の通話をみると、「こんにちは」の音声を認識して、ルールとしてカテゴライズされていることがわかります。
今回、何回か「こんにちは」と発言したのですが、1回の通話で同じワードが複数発言されても、メールで通知が行われるのは1回のみみたいです。
最後に
Contact Lens for Amazon ConnectでEメール通知の設定をしてみました。
設定が楽になっていたので、ぜひ利用してみてはいかがでしょうか。
ではまた!コンサルティング部の洲崎でした。